名城のハーリー船の進水式に立ち会ってきました
先日サバニ職人大城清さんとその弟子の高良和昭さんの作ったハーリー船の竣工式並びに
進水式に立ち会わせていただきました。
ハーリー船は、何十年も使うものでなかなか新艇の進水式に立ち会う機会がなかったのですが
ついに立ち会うことがで来ました。
釘を使わず、フンルーという楔(くさび)と竹釘のみで船体を作る技術、そしてこの綺麗なカーブ
を持った船体はずっと見ていても飽きません。ヨットマンや海外のセーラーも注目しているこの
沖縄伝統のサバニ。職人が片手で数えるほどしか残っていません。この技術を絶やすことなく
つないでいって欲しいです。
部落の方が皆さん総出で糸満のすぐ南にある名城地区まで漕いで納品することになっていました。
写真のとおり良い天気で、途中傾いて大きく浸水した船もありましたが、無事になんとか到着しました。
沖縄の伝統的な文化を体験することがとても感謝です。
このハーリー文化が末長く受け継がれていくことを願っています。そして、現役ハーリーシンカ
として1年でも長く漕げますよう私も頑張っていきます。